殻を振り回すニホンマイマイ

2018/10/17 Wed


殻を振り回すカタツムリ
道端にほとんど閉じているニホンマイマイがいました。ツンツンとするとにゅーっと中身が出てきて、ブンブンと殻を振り回し始めました。これは威嚇なのかな。
エゾマイマイなどで同じ行動が観察されているそうですが、ニホンマイマイは珍しいかも。

今日は時々だけど晴れ間がのぞいて・・・青空、久しぶり~。



秋の花もいろいろ咲き出していました。



ノコンギク↑とユウガギク↓。野菊はどれも優しい風情ですね。





古典的な雰囲気のヤクシソウの花。





ツリガネニンジンは終わったものが多くて、やっと小さなのを見つけました。





ホトトギスも咲いていました。この前のはびっしりだったけど、今日はポツリと。



こんな雰囲気も良いですね。本当に寒くなるまで、しばらくは里山のお散歩が楽しめそうです






富津岬10/7~タカの渡りなし、ワスレナグモ(クモの嫌いな方はご注意を)

2018/10/07 Sun
今日は最後に大きなクモ(蜘蛛)の画像がありますので、ご注意くださいね。

暑いとか寒いとか言っても仕方がないけれど・・・今日の岬は暑かった!
気温ではないんですね、日差しと風向きのせいですね。身体がまだ燃えるようです。
あああ、今日も南風・・・。



ヒヨドリが小さな群れで渡ります。ハヤブサがいないかな?
第一海堡の向こうにはうっすらと富士山のシルエット。頑張って~!





コシアカツバメが今日は多いです。撮ってみるとみんなコシアカツバメ。



頭の上を飛ぶ~♪



これ全部コシアカツバメ。今日は44羽が渡りました。こんなこともあるんですね。
普段全く見かけない鳥がたくさんやって来るのも富津岬の面白い所です。





今日はマリンスポーツの人も多くて、ウインドの間をミユビシギの群れが渡って行く様子なども見られました。

さて、メインのタカの渡りですが・・・こんな南風の日って飛ばないんですよね。
ツミの幼鳥が1羽、先端にやって来ましたがすぐに降りて戻ってしまいました。



明日は北東風が吹く予想です。まだ残っていたら渡ってくれるのではないでしょうか。私は館山の洲崎へ行ってみようかと思っています。早起き出来たら、ですが。



さて、ではこれからクモの話です。嫌いな方はここで終わりにしてくださいね。

これはワスレナグモという不思議な名前のクモです。

新種として登録されてから30年も未発見だったため、「忘れずにいればいつかまた出会えるだろう。」という気持ちを込めてつけられた和名だそうです。

これはオスですがメスはもっと大きくて立派で、別種のようだとか。
それも見てみたいものです。

ではいいですか?

真上から見たところ。



この雰囲気、子供の頃捕まえて遊んだジグモに似ている?でももっとスリムっぽい。

壁を登りだしたので、斜め上から。



頭の前のほうに見える白っぽい肢は触肢というメスとの交接器官で、先端の膨らんだ部分には精子が入っています。

クモ好きな人は一度は見てみたいクモ、でも滅多に見ることが出来ないクモでもあります。

他のジグモのように建物の縁などにいるのではなく、平らな草地に住んでいます。
オスはメスを求めて移動中に草地の縁の側溝などに落ちてしまうことがあるので、
ぜひそんな場所を探してみてください。

環境省レッドリスト準絶滅危惧種(NT)
千葉県レッドデータブック最重要保護(A)





雪迎え~ツグミ、カワラヒワ、ミヤマガラス、ノスリ、ネコたん

2016/12/05 Mon
田んぼへ行ってみると、黄金色に色づいていた二番穂が、もう枯草色。
とうとう寒い寒い冬が来るんだね





子グモが分散のため糸を流したので、稲穂が横糸を張ったようになっています。
私の住むあたりでは毎年11月の終わりから12月にかけての小春日和の日に、クモが一斉に糸を飛ばします。
バルーニングという呼び名は聞いたことがありましたが、「雪迎え」という言葉があることをいまネット検索していて初めて知りました。素敵な言葉だな・・・





ユーラシア大陸からの渡り鳥、ミヤマガラスも昨年と同じ田んぼにやってきました。
群れの中にはコクマルガラスも数羽混じっているそうです
探してみなくっちゃ!



ツグミも普通に見かけるようになってきました。何よりですネ




豪快に水しぶきを上げているのはカワラヒワ




荒起こしをした田んぼは小鳥たちのお風呂?




大きな群れも見かけました。そしてそんな場所には猛禽が。



ノスリがさりげなく田んぼの中で目を光らせていました。


野生の生き物には厳しい季節がやってきたのですね。



いや、君は、・・・どこかのんびりだけども・・・






山のびっくり~ハチクマ、セッコク、サラサヤンマ、ヤマトシロアリ、ハコネギセル、ギンリョウソウ、「森を食べる植物」

2016/05/24 Tue
良いお天気が続きますね!
山のハチクマが、たまたま低かったので、車を止めて一枚。



今年も繁殖してくれるかな~。だんだん開発が進んで、道もできて、心配・・・。

セッコクの花が終わって、地面に落ちていました。これは先週のようす。



沢へ降りてみると、開けた場所に飛びまわるトンボが。



久しぶりに出会えたサラサヤンマでした!2頭が縄張り争いをしていました。

山の中は素敵なものがいっぱいですが、こんなびっくりすることも。
それは雨の翌日、風の弱い日でした。



ヤマトシロアリたちが枯れ木から旅立とうとしていました・・・。きゃあ~!



ハコネギセルも朽ち木を食べ物にして暮らしています。美しいキセルガイです。



ギンリョウソウがなにか語りかけてくるような気がしました・・・



<今日のオマケ>
きれいな「腐生植物」の本が出ました♪見たこともない素敵な花がたくさん出ています。森を考えるきっかけもなると思うので、オススメです。



まだちゃんと全部読んでいないので、感想は後で書き込みますね!




キジロオヒキグモ発見!~クサアジサイ、アサギマダラ、カバイロツルタケ、「ベイクドチーズタルト」

2015/07/18 Sat
今日はクモの話題なので、苦手な人はスルーしてくださいね。
房総のかなり奥の方に出かけたときのこと、
道ばたにはクサアジサイCardiandra alternifoliaの花がきれいに咲いています。



ひらひらとアサギマダラParantica sita がやってきて、ピッと留まりました。



アサギマダラは白いタオルなどを振り回すと、近づいてくると聞いたことがあります。ホントかどうか、試してみたら・・・、わ~!すぐに反応して体の周りを飛び始めました!近すぎて速すぎて撮れませんでしたが。
これはオスなので、メスにも効果があるか、またやってみようと思います。

そんなことをしているとき、ふと目の前の黄色い枯葉が急に動きました。
黄色いのは枯葉ではなく、クモだったのです!



何、この形!黄色いピエロの帽子でもかぶせたみたい?
シラホシカミキリをぐるぐると簀巻きにしていく、変なクモに目が点になりました。


(大きくなります)
県立中央博物館の萩野康則先生に伺ったところ、これはキジロオヒキグモ(♀)Arachnura logi という大変珍しいクモであるとのこと、県内では2ヶ所の山で見つかっていること、
さらにコガネグモ科の日本の第一人者であり、「クモの巣図鑑」で有名な東京大学の谷川明男先生にも尋ねてくださって、キジロオヒキグモの♀の幼体であり、「幼体は(特に小さい時に)黄色味が強い」とお返事頂きました。

このクモは関東南部以南に分布しているようですので、千葉県は北限かも知れませんね。珍しい出会いにびっくりでした。

追記:荻野先生より、「キジロオヒキグモの分布域は関東以西で、千葉県、東京都、神奈川県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県、三重県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県、岡山県で、例えば東京都は高尾山や影信山、神奈川県からは厚木市や秦野市、長野県では伊那市など、今回の山より北から記録がありますので、「千葉県は北限」ではありません。「東限」というなら正しいと思います。あまり聞かない表現ですが…。」というメールを頂きました。ナルホド!
訂正させて頂きます。荻野先生、ありがとうございます(^^)!

更に追記;荻野先生から、「おいおい、本州以外に四国、九州、南西諸島にもいるんだよ~!」というメールを頂きました
「本州以外にも四国では徳島県、愛媛県、高知県から、九州からは福岡県、長崎県、宮崎県で、南西諸島(鹿児島県屋久島以南と沖縄県)では奄美大島、沖縄島、伊平屋島、久米島、石垣島から確認されています。」
とのことでした。詳しい分布をありがとうございます。このブログ、すごいコアなブログになってきました!みなさまもご意見などありましたら、お寄せいただけると嬉しいです。
キジロオヒキグモについて語り合いましょう♪

足元にはカバイロツルタケAmanita fulva↓が。
他のAmanita もいろいろ出ていて、格好良かったです。



その近くにはジュエル・オーキッドGoodyera velutina
う~ん、良いところだねえ~。



オドロキに満ちあふれた房総丘陵の自然。
いつまでもこのまま変わらないで・・・と願います。

<今日のスイーツ>
あ~あまた作っち~ゃった、あ~ああ食べちゃった♪



苦手な乗り物・・・体重計